UNI-Restの発表後、水面下で進んでいたUNI-Rest High。
デンマークと日本の間で図面と試作品が往復していました。
そして製品化を決定づけたのはやはり現場でのワークショップ!
全体のバランスと同時に裏側の仕舞い、縫製の細部まで
徹底のこだわりで刻一刻と完成に近づいていきます。
簡素でよりよい結果が得られる作業方法を
カイさんと職人が話し合う姿が印象的でした。
現場検証で生まれた美しいプロポーションと
身体を預けて寛げる座り心地を是非体感してください。
引用:2019年12月4日 宮崎椅子製作所blog より
Kai KRISTIANSEN
1929年 デンマーク生まれ
1955年 デンマーク王立芸術アカデミー卒業(コーア・クリントに師事し、木工や家具デザインを学ぶ)
1955年 自身の設計事務所設立
1956-65年 “Danish Furniture Industries”(デンマーク家具工業展示会)に出品、”Association of Danish Furniture Industries”( デンマーク家具工業組合展示会)に家具を提供
1966-70年 “Scandinavian Furniture Fair”の立ち上げに参加
1965-75年 “International Furniture Fair”出展(ドイツ・ケルン)
オーストリア、パリ、ロンドンほか、数多くの都市にて個展を開催
カイ・クリスチャンセンが家具デザインを学んだのは、
デンマークの近代家具デザインの父と呼ばれるコーア・クリント。
古典家具の様式と新しい時代の合理性を統合させたクリントのデザイン思想を継承し、
「良質なデザインと質実な価格」という理念を長いキャリアの中で培いました。
木工の理に叶った構造と、家具としての機能・性能を満たしながら、
時を越えて愛される美しさを持った家具づくりを目指しています。
ワークショップ
2008年より宮崎椅子製作所にてNo.42、Paper Knifeシリーズの復刻生産を開始
2010年の初来社以来、何度も徳島の工場まで脚を運び、現在も引き続き新作開発に取り組んでいます