デザインに合わせて張り込む間隔と張度を計算し、
それぞれのソファに最適な張り込みを行います。
イタリア製最高級ウェビングテープを
一本一本密に張り込むことで、ずっしりと重い
高密度ウレタンを支える頑丈な土台が完成します。
クッションを支える縁の下の力持ちとして重要な構造体。
クッション材は異なる高密度のウレタンフォームを
積層させたオリジナルタイプを使用しています。
座クッションは55kg/㎥と38kg/㎥の組み合わせにより
身体をしっかり包み込み、底づき感をなくします。
高密度ウレタンは
経年劣化に強く、耐久性に優れています。
座面クッションの中材フェザーバックには
最上級ランクのハンガリー産マザーグースの
上質なスモールフェザーを使用。
弾力性に優れ通気性も兼ね備えています。
97%フェザーに3%ダウンを配合しているのもポイント。
綿毛のように細やかなダウンが
スモールフェザーの隙間を満たし、
風合いのあるふんわり感を生み出します。
寄りを防ぎ安定したすわり心地を保つため、
部屋ごとに立体構造に縫い上げたフェザーバックに、
一部屋ずつフェザーを吹き込みます。
パタンナーが制作した型紙に合わせ、
ファブリックや革を裁断。生地によって
自動裁断機と手作業での裁断を使い分けています。
カバーの掛け替えに耐えうる耐久性が必要。
ほつれを防ぐために、
裁断口はロックミシンがかけられています。
2本針4本糸のミシンを使い、
糸の浮きを押さえしっかりと丈夫にかがります。
ファスナーの両端や負担のかかりやすい部分には、
裂けを防ぐためにかんぬき留めの処理が施されます。
ファブリックはウールやコットン、
リネンなどの天然素材を主成分とした
イタリア製の高級ファブリックをセレクト。
(160種600色/ドライクリーニング可)
イタリアの工房で作られるファブリックは
手仕事による丁寧な織り方で作られます。
細かい縫い目で織ることで、丈夫さを備えるとともに
生地の発色が良くなり高級感を演出します。
「カバーリング」と呼ばれる、
カバーを被せる仕上げの作業を行い、
一脚のソファがついに完成します。
そして厳しい品質チェックの後、梱包を経て、
TRESのソファはお客さまのもとへ届けられます。