LONG LIFE

耐久性

ウレタン

長年経っても型崩れしない、へたらない。 超高密度ウレタンが 土台を隅々まで覆う。

ソファの座面や背面においてクッションの役割を果たすウレタン。一般的に「消耗品だからいつかは“へたる”」とも考えられています。 “へたる”とは、「形状が変化し、厚みが減ったり一部だけ凹んだりすること」や「やわらかくなりクッション性が衰えること」といった状態です。 そういったソファの型崩れや耐久性に直結するのがウレタンの密度です。イタリア製ブランドソファでも30kg/㎥~が多いところ、AUTHENTICITYのソファは、密度55kg/㎥のウレタンを使用しています。 経年劣化に強い超高密度のウレタンで、お客様のお好みにより、3層〜4層で構成。座面、背もたれ、アームレストなど、それぞれのパーツに合わせてこまやかにカットし、手作業で接着しております。
AUTHENTICITY(オーセンティシティ)のソファはへたらないウレタンを使っています
密度が高いウレタン

ウレタンでは、密度が高いほどへたりにくく身体をしっかりと支えることができます。
(左)標準ウレタン20kg/㎥
(右)高密度ウレタン50kg/㎥

ウレタン3層で構成

高密度ウレタン:密度55kg/㎥のウレタン3層で構成し、へたりをおさえながらも背あたりのよい柔らかさがあります。

腰部分強化ウレタン

腰サポート強化ウレタン:腰痛が気になる方、小柄な女性向け。密度55kg/㎥のウレタンを4層で構成し、腰部分を疲れにくくサポートします。

腰部分強化〈右〉

腰サポート強化ウレタン〈右〉:積層されたウレタン下部が前側に張り出しており座った時に腰に隙間ができず、腰の位置がズレることなくしっかりとホールドしてくれます。

ウエービングテープ

イタリア製最高級ウェビングテープを使用。 優れた弾発性と体をやさしく支えるホールド感。

ソファは座面底部の基本構造によって大きく3種に分類されます。
1 ウェービングテープ
2 コイルスプリング
3 Sバネ
AUTHNTICITYが採用しているのは1。世界の名だたるブランドのソファと同じ構造です。
ウェービングテープは、エラスベルトとも呼ばれるゴムを繊維状に編んだもので、幅は50mm~70mm程度。座面下を構成する木部やスチール部にタッカー(ホッチキスの大きなもの)で固定したり金属フックで引っ掛けたりします。 これを隙間なく編み込むように強く張り、その上にかたさの異なる高密度ウレタンを何層にも重ねることで最上のすわり心地とへたらない座面をつくります。
ポイントとなるのは、ウェービングテープのグレード。 ヨーロッパをはじめとする一流ブランドでは品質の高いイタリア・インテス社製を採用しているところがほとんどで、もちろんAUTHENTICITYも当初から使用しています。きしみ音がせず体圧分散をしてくれるので、体に掛かる負担を最小限に抑え、長時間座っても疲れにくい構造になっています。
程よくしなり、しっかり支える 確かな土台を築く。 一本、一本、密に張り込む熟練技。
もうひとつのポイントが技術です。 ウェービングテープを張る工程は、職人が自らの体を使って約20kgものテンションをかけながらフレームに固定していく手作業。ウェービングテープが本来の性能を発揮する最適な力加減と素早い作業が揃って初めて理想の構造ができあがります。
サイズ、デザイン、座り心地に合わせてテープを張り込む間隔と張度を計算し、それぞれのソファに最適な張り込みを行います。一本一本密に張り込むことで、ずっしりと重い高密度ウレタンを支える頑丈な土台が完成します。
ウェービングテープ
AUTHENTICITY(オーセンティシティ)のウェービングテープは品質の高いイタリア・インテス社製を採用

作るのに手間暇かかるウェービングテープは上質なソファの証拠。

ウレタンへの重さの影響を受けにくい

ウェービングテープの上はウレタンへの重さの影響を受けにくい。