堅固で、混じりけのない、一本の木。

全行程を卓越した職人技で仕上げることで、 高品質を追求する「トレスソファ」のこだわりを紹介します。

Framing

木工・組立

ソファの土台となる木枠フレームには、山や森で育った原木から切り出され、通常はテーブル天板などの表面材に使われる「天然無垢材」を使用。人の手を加えていない無垢材が持つ独特のゆがみを調整しながら、細部にまで丁寧な加工や組み立てを施すことで、強靭な構造体をつくり出しています。部分的に使用する合板には、環境に配慮したJIS「F☆☆☆☆合板」を採用しています。

JIS工場で生産されるJIS製品に表示することが義務付けられているホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク

Webbing Tape

テープ張り込み

サイズ、デザイン、座り心地に合わせてテープを張り込む間隔と張度を計算し、それぞれのソファに最適な張り込みを行います。イタリア製最高級ウェビングテープを一本一本密に張り込むことで、ずっしりと重い高密度ウレタンを支える頑丈な土台が完成します。

Urethane

ウレタン切断・接着

座面、背もたれ、アームレストなどそれぞれのパーツに合わせたサイズにウレタンをカット。完成した土台に、柔らかく扱いづらいウレタンを一つ一つ手作業で丹念かつスピーディーに接着します。TRESのソファは高密度ウレタンを使用しているため、経年劣化に強く、耐久性に優れています。

Fabric

裁断・縫製

パタンナーが製作した型紙に合わせ、イタリア直輸入の高級ファブリックを裁断。生地によって自動裁断機と手作業での裁断を使い分けています。パーツごとに裁断したすべての生地に生地端のほつれ防止処理を行い、経験豊富な職人が一枚に縫い合わせます。その後、ステッチやパイピングが施され、ファスナー開口部などに特殊補強縫製が行われます。

Finishing

仕上げ

「カバーリング」と呼ばれる、ウレタンが接着されたフレームに下張りを施し、完成したカバーを被せる仕上げの作業を行い、一脚のソファがついに完成します。そして厳しい品質チェックの後、梱包を経て、TRESのソファはお客さまのもとへ届けられます。