高密度ウレタン【T’sMS】

ソファのクッション内部に使われるウレタン。
快適なすわり心地を生み、フォルムの美しさを左右します。


美と耐久性の要
高密度ウレタン


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写真はすわり心地を大きく左右する座面クッション内部。
密度と柔らかさの異なるウレタンを積層にして、深みのある掛け心地を可能にしました。

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GRVAソファは、30kg/㎥、50kg/㎥、55kg/㎥の高密度ウレタン3層構造。
一般的なソファのウレタンは20kg/㎥、高密度といわれるもので30kg/㎥が主流です。

「密度が高いと何が良いの?」とご質問を頂きます。
シンプルに、密度が高いほど耐久性が高まり長持ちします。

ウレタン材は、発泡の過程を経て出来る素材で中に気泡を含んでいます。
使い続けるうちにその気泡が潰れ、気泡同士がつながってしまうのが「へたり」につながります。
密度が高いほど気泡が細かくつぶれにくいので「へたり」にくいという訳です。

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ウレタンを貼る前のソファ本体。

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カットしたウレタンをソファの形に合わせて貼り付けていきます。
高密度ウレタンを接着する前に座面と肘掛け部分に「チップウレタン」を貼り付けます。
「ウェービングテープ」に弾力性のある「チップウレタン」を接着することで、テープの伸縮に
追従し、高い耐久性を発揮します。

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肘上のチップウレタンの上に、肌あたりの良い高密度ウレタンを重ねていきます。
フレームの上に重ねたウレタンは合計で50mm!木の硬さを感じない弾力が生まれます。

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肘掛け部分や背の上面など、体圧のかかる部分には38kg/㎥の高密度ウレタンを使用。
どこに体がふれてもクッション性の高い、やさしい肌あたりの本体が完成しました。


〈 補足 〉チップウレタン


【T’sMS】に使われるチップウレタン
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一般的なソファに使われるチップウレタンと比較して約3倍の硬さがあります。
指で潰そうとしてもなかなか潰れないほどの硬さです。

日常生活においてソファの肘掛けに座ることもあります。
ピンポイントで圧力のかかる部分はウレタンに過度な負担が…。
ウレタンだけでくるんでしまうと体圧と木フレームからの角あたりでヘタってしまいます。

高価な材料の「チップウレタン」コストアップに繋がるので肘掛け部分にはあまり使用されません。
【ティーズモービレソファ】は耐久性の高い高圧縮チップウレタンを使用し、高密度ウレタンで
全体を包み込むことによって、長年に渡り美しいフォルムが保たれます。

体を預けるクッション部分には「チップウレタン」はすわり心地を考慮して使用しません。
適材適所、必要とされる機能に合わせて種類と密度の異なるウレタンを使い分けます。