必見!カリモクの家具ができるまで!/

カリモク家具マイスター資格取得のため、岐阜県と
愛知県のカリモク家具㈱4工場を見学してきました。

普段見ることが出来ない食堂テーブルと食堂椅子の
できるまでを、木工工程写真とともにご紹介します!

まずは、岐阜カリモク㈱、ダイニングテーブル編。

◯ 天板シーズニング工程。
『狂い』の少ない家具作りに大切な乾燥工程です。
製品化されてから天板の反り・波打ち割れ等を抑制す
ることができます。


天板表面の木目の表情を想像しながら、木表・木裏の
繊維面を貼り合わせた後、板材料をじっくりと時間を
かけて1ヶ月以上ねかせます。


1ヶ月後天板の表面・裏面を検査し、払い出します。
材色・木目・節等選別して、塗装色別に仕分けます。


家具の工場では、運搬・切断作業は機械作業です。
生産力向上と安全確保のため、体力を消耗したり、
危険を伴う工程は機械やロボットが行います。


◯ 天板表・裏面調整工程。
1ヶ月間であばれた天板の表面・裏面を平らに
削って、厚みを規制します。


◯ 接着工程
天板と枠を接着する工程も、適正な接着剤が塗布でき
るように、接着剤自動塗布機を使い、接着強度が安定
するように高周波で接着します。


◯ 天板調整工程
機械加工で面形状・孔開けが終了した天板の表面を
サンドペーパーで仕上げます。


熟練者が手で触れて確認しながら、1台づつ丁寧に
仕上げていきます。


天板の角を削って丸くしたり、脚を取り付ける位置の
穴あけも全てコンピューター制御された刃物で削除し
均一でばらつきのない製品に仕上げます。

次に食堂椅子の木工工程です。

◯ 曲げ木工程
パーツごとに写真右下の大きさに切断された木材は、
背もたれやアーム部分に使用するため形を変えていきます。


蒸気で蒸したり、お湯で柔らかくした木材は、


トーネットと呼ばれる治具と、


圧縮機によってプレスされ曲面を描いていきます。


この曲げ木の技術はデザイン的に微妙な曲線を表現
すると共に、強度面、機能面、省資源の観点からも
椅子づくりには、なくてはならない加工です。


省資源の観点から、肘から脚にかけてのパーツも板か
ら削り出すのではなく、木材をつなぎ合わせて成形し
ていきます。


接合部分はダボ加工よりも強度が強い、工法で接合されています。
接着面が広く取れるため、荷重がかかる部分に使われる工法です。
(写真のギザギザになった部分をフィンガージョイントと呼びます。)


◯ 成形・孔明け工程
材料をNC(数値制御)ルーターなどにより削って形を変えていきます。
材料から椅子の部材へと変わる工程でもあります。


孔明けやホゾ加工もすべて先端のエレクトロニクス
技術を導入し、精度の高い機械加工を行います。


最後の仕上げは必ず人の手で行います。


◯ 部品調整工程


一台一台手作業で美しい局面に仕上げていきます。


人の手に触れる部分は人の手で触れて確認するのが
鉄則。妥協を許さない作業です。


木部が組み上がったテーブルと椅子は、塗装工程の
ラインに移されます。

色ブレが起きないように、全ての色は厳しく管理されています。


◯ 塗装工程(ウレタン仕上げ工程)
商品になるまでに、① 木地着色 → ② 下塗り →
③ 空研ぎ →④ 中塗り → ⑤ 空研ぎ → ⑥ 着色 →
⑦ 上塗りの『7つの工程』で仕上げていきます。

沢山の工程と人の手によって仕上げられる
ウレタン塗装の家具。ご自宅でメンテナンス
できない点と、コストがかかる理由がお分か
りいただけると思います。


⑤ 空研ぎの一コマ
サンドペーパーを使って塗面を平滑にして上塗りとの密着を高めます。


カリモクの椅子の座面はメッシュシートが張り込まれています。


殆どの座面は枠部分のみで構成されています。


針を打ち込む角度や本数まで気を使いながら固定していきます。


U字型の成型合板にメッシュシートを張り込むことで
理想的な体圧分散を実現。座面周りの部品を一体化
することができるため軽くて丈夫な商品ができます。


シート合板をくり抜き…


布バネを張ったタイプもあります。
座面がヘタった際のパーツ交換も安価で出来ます。


最終工程で製品の外観をチェックし、
使用確認等の検査を出荷されます。

ソファーが作られる「カリモク家具㈱総張工場」、
人気のファーストを製造する「東浦カリモク㈱」、
資材工場の「知多カリモク㈱」、の4工場は
最先端のロボットや家具作りの要である木材の情報が
集約されているため写真でお見せすることが出来ません。
ご案内の際に詳しくご説明させていただきますので、
是非、鹿児島のカリモクマイスターショップまでお問い合わせくださいませ🎶